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「人間らしい演奏」とはどういうものか?


楽譜には記されていない要素

コンピューターの発達によって、
一般の人でもプロ並の音楽をつくることは
そんなに難しいことではなくなってきています。

いわゆるDTM(デスクトップミュージック)ですが、
例えば、楽譜をそのままパソコンに打ち込んで演奏させても、
いかにも機械的で不自然な演奏になってしまいます。

楽譜には一見、演奏されるべき音の情報を正確に書きとめたものに見えますが、
実際にはかなりの曖昧さが含まれています。

音の高さや長さは、五線譜上の位置と音符の種類によって、
比較的厳密に記譜されていますね。

しかし、強さに関しては、強弱記号を使って、
せいぜい数段階で指定されているにすぎません。

また、フレージングや音色などは、
ほとんど指示されていないことも多くあります。

優れた演奏家にみられる“芸術的逸脱”

しかし、優れた演奏家は、これまでの経験的知識による
“暗黙知”によって、楽譜に記されていない情報を適切に補って演奏しています。

さらには、自分の持っている“センス”
(音楽的に自分が気持ちいいと感じるポイント)を付け加えながら、
最終的にバイタルな音楽に仕上げていきます。

作曲や編曲だけが創造的行為ではなく、
楽器を演奏するということも創造的といえ、

この楽譜と実際の演奏との乖離を、
「芸術的逸脱」と呼んでいて、

音楽演奏にみられる基本的原理のひとつにあげられます。

“人間らしい”演奏とは?

人間による演奏には、必ず何かしらの
“揺らぎ”や一定の“ズレ”が生じます。

できるだけ、楽譜に忠実に、かつ機械的な演奏をしたとしても、
その演奏を分析してみると、実際には音の強さや長さは
かなり大きなバラつきがみられることは
(科学的分析でなくとも)容易に想像できます。

これには、主に二つの要因があります。

1)楽器のコントロール(身体的限界)

2)知覚的な精度の限界

例えば、2つの音を聴き比べたとき、
その強さや長さの違いを聞き分ける能力には限界があり、
揺らぎやズレをまったくのゼロにすることはできません。

私たちはこのような揺らぎを持つ人間の演奏になじんでいるため、
揺らぎのないコンピューターによる演奏を不自然に感じてしまうのではないでしょうか。

優れたピアニストの演奏の特徴

ある上級ピアニストにモーツァルトピアノソナタを
2回演奏させたものを分析したところ、

音の長さ、強さともに、
2回の演奏パターンはよく似ていることがわかりました。

つまり、楽譜からの逸脱は、偶然ではなく、
ピアニストが楽譜に対して、ある一定の自己解釈を行って
演奏した結果であることを示しているということです。

このようなくりかえし演奏にみられる解釈の一貫性は、
これまでに幾度となく確認されています。

具体的には、4小節目と8小節目の終わりで大きくテンポが落ち、
また、同じ部分で、音の強さが一旦大きくなったあとで、
急激に小さくなっていました。

楽譜上では、この箇所は大きなフレーズの切れ目にあたる部分です。

そこで、演奏者はテンポと強さを大きく変えることによって、
フレーズの切れ目を示し、類似したフレーズがくりかえされる楽曲の特色を、
聞き手に伝えているのです。

ちなみに、フレーズの切れ目で自然とリダルダンドがかかる演奏パターンは、
ピアニストが替わっても多く観察されるパターンであり、
西洋音楽のピアノ演奏にみられる一般的傾向です。



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