あなたのための音楽用語辞典

カルテット

2016年12月19日

四重唱（奏）。4人編成によるバンドおよびその演奏。

人間の声の声区のひとつ。とくに低声域で歌うときに特徴的に用いられる声質。胸部に声を響かせるような意識で発声するためこの名前がある。

11～15世紀に楽曲の終止をさす語として用いられる。語義は「終結」「句」。また、ノートルダム学派のオルガヌムにおいてディスカントゥス様式の部分がこの名でよばれ、やがて独立した楽曲として扱われるようにな ...

楽曲を終わらせるために、特につけ加えられた終止部分をいう。コーダ部分にはCodaが記されることが多く、コーラスの途中のコーダ・マークから導かれる。

男性アルト歌手。テノールの声域よりもさらに高い、アルトの音域で歌う男声。今日では、バロック時代の作品のカストラートのパートをしばしば担当する。

狭義の楽音など、音高感のある複合音の周波数成分のなかで、音高を定める周波数の音。ほとんどの場合、複合音の周波数成分のなかでもっとも低い音である。