カ行

グラフィック・イコライザー

可聴周波数帯域をいくつかの周波数帯域に分割し、それぞれの帯域ごとのレベルをスライド・ボリュームで増減させて、周波数特性をコントロールする装置。スライド・ボリュームのツマミがグラフ状に並び、周波数特性を視覚的に判断できることから「グラフィック」という呼び名が生まれた。周波数帯域の分割の仕方にISO(国際標準化機構)規格による1,1/2,1/3オクターブごとの分割が一般的に使われるが、楽器用の製品では各楽器の特性に合わせて分割しているものが多い。ボリュームの数により,5素子グラフィック・イコライザー,8素子グラフィック・イコライザーなどと呼ばれる。略号はGEQである。

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