あなたのための音楽用語辞典

小節

2017年7月2日

楽譜の、縦線で区切られた部分をいう。楽曲の拍子を見やすくするためのもので、小節内にはあらかじめ定められた拍数がある。楽曲の各小節が同じ拍数で、強拍から起こるものを完全小節といい、弱起（アウフタクト）で始まり最初と最後の小節を合わせて同拍になるものを不完全小節という。

声楽・器楽作品のはじめにおかれ、導入の役割をもつ器楽曲。形式的には自由で、走句、和音や分散和音、器楽独自の音型を含むことが多い。オルガニストが礼拝時に歌い出しのピッチなどを確認するために、教会のオルガ ...

指揮棒を振り上げる動作によって示される拍。転じて、とくに強調されているとは感じられない拍（弱拍）のこと。

ギターなどの塗装の一種で、“ぼかし”じのこと。周囲を濃くし、中央になるにしたがって薄くするのが一般的。サンバーストは、1950年代にフェンダー社やギブソン社が、良質の木材を使用していることを示すため中 ...

「曲がった琴」を意味するミャンマーの撥弦楽器。日本では「ビルマの竪琴」として知られるが、実際には僧侶は演奏しない。舟形の共鳴胴をもつ弓形ハープで、弦は通常16本。ひざの上に楽器をおき、右手で弦をはじき ...

インドネシアの音階の名称。サレンドロともいう。1オクターブに5つの音をもつ。一般的にほぼ均等な間隔の音程をもつ5つの音からなるが、楽器のセットや地域によってピッチや音程は異なる。