ア行

エヴァンゲリスト

受難曲などの「福音史家」。

嬰記号

音の高さを半音上げる変化記号。臨時記号としても調号としても使う。記号は#を使用。臨時記号の場合は符頭の左、調合の場合は音部記号の右につける。

上調子

三味線音楽の用語。主旋律より高音域をひくため棹に枷をつけて調弦した三味線、およびその三味線で演奏する旋律のこと。

ウナ・コルダ una corda

本来は「1本の弦」の意。ピアノ奏法において、専用のペダルを使用して鍵盤全体を右にずらし、ハンマーの打弦箇所を変えることで弱音を得る演奏法。

打物(うちもの)

雅楽で用いられる打楽器の総称。演奏用以外に舞具として用いられるものもある。

歌い物

日本伝統音楽の用語。広義には器楽に対する声楽の総称だが、便宜的に声楽種目の様式分類用語としても用いられ、総じて叙情的な歌詞をもち、文学面よりも音楽面に主眼点があるような種目をさす。

ヴォカリーズ

(1)母音唱法。歌詞や階名を用いず、a,e,i,o,u などの母音で歌うこと。 (2)母音唱法で歌われる歌曲。

謡(うたい)

能・狂言の声楽。上演芸術である能のうちの声楽部分をさす。曲節をともなうフシ部分と、せりふなどのコトバの部分からなりたち、ヨワ吟とツヨ吟の2種類のうたい方でうたわれる。演能とは別に、個人が謡を楽しむこと ...

ヴェリズモ

「真実主義」「現実主義」を意味する近代イタリアの芸術運動。フランス自然主義文学の影響を受け、地方色の強い下層階級の生活と行動を写実的に描く。

ウィンナ・ワルツ

ウィーンふうワルツ。複数の小ワルツの連続に序奏とコーダを付す。1820年ごろから流行。

Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.