サックス(サクソフォン)について
サクソフォン、いわゆるサックスは、
金属でつくられているのにもかかわらず、木管楽器に分類されます。
その理由は、音を発する仕組みが木管楽器と同じ構造だからなんですね。
そのサックスを発明したのは、
ベルギー人のアドルフ・サックスさんです。
その名の通りですね。
フォン(フォーン)は「響き」の意味ですので、
サックスとフォンでサクソフォンです。
サックスの種類
サックスの種類は、主たるものは、
ソプラノ・サックス
アルト・サックス
テナー・サックス、
バリトン・サックス
バス・サックスの5種類です。
ソプラノ・サックス(B♭)
高音を担当するサクソフォンです。 通常はストレート形状が一般的なソプラノサックスですが、 ヤナギサワ楽器製のネックが少し曲がったカーブドネックのソプラノサックスもあります。
アルト・サックス(E♭)
いくつかあるサックスの中で、最も一般的で使っている人が一番多いと思われるのが、このアルトサックス。 構造はテナーに似ていますが、ネックが折れた部分がテナーに比べてストレートです。
テナー・サックス(B♭)
男性の歌声にもっとも近いと言われるのがこのテナーサックスの音色です。 アルトの次に一般的なサクソフォンでしょう。 テナーに比べてネックの部分がすこしクネっとしています。 弊社でもサンプル音源制作では、ボーカルメロディーの旋律に テナーサックスの音色を割り当てています。
バリトン・サックス(E♭)
主に低音部担当のサックスです。大きくて重いため、本体を支える脚があるものもあります。
バス・サックス(B♭)
バリトンよりさらに低い音域のサックスで、テナーサックスよりも1オクターブ低い調性です。
実はさらに、コントラバス・サックスというものもあります。
が、世界に数台しかなくなかなかお目にかかれません。
以上のような豊富な種類のあるサックスですが、
やはり始めるならアルトサックスかテナーサックスになるでしょうか。
楽譜作成のご依頼もこの二つの種類が圧倒的に多いです。
アルトやテナーのソロを採譜してほしい、というものから、
歌もののボーカルメロディーをサックスで吹きたいというご要望も大変多いですね。
そのような場合でも、アルトサックスだったらinE♭、
テナーサックスだったらinB♭での譜面を作成いたします。
サックス移調 変換表
ここで、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの実音に対しての移調変換表を掲載しておきます。
ピアノ inC(元の調) | アルト・バリトン サックス inE♭ |
ソプラノ・テナー サックス inB♭ |
---|---|---|
C | A | D |
D♭ | B♭ | E♭ |
D | B | E |
E♭ | C | F |
E | D♭ | F# |
F | D | G |
F# | E♭ | A♭ |
G | E | A |
A♭ | F | B♭ |
A | F# | B |
B♭ | G | C |
B | A♭ | D♭ |
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