ティンパニーについて
オーケストラにおいて、響き渡る打楽器によって迫力が何倍にもなります。
打楽器の中で、音高がはっきりしたものとしては、
チューブラーベル、ティンパニーなどがあります。
ティンパニーは17世紀にオーケストラに取り入れられ、
必要な音高の分だけ台数が必要になり、ひとりの演奏者で2~4台を担当するのが一般的です。
ペダル式のティンパニーは演奏中にある程度の音高は変えられます。
ティンパニーは「第二の指揮者」と呼ばれるほど、楽曲のテンポを牽引する役割です。
ティンパニーの中で、大太鼓は口径が1メートル以上するものもあり、
迫力ある重低音を出すことができます。
小太鼓は裏側に取り付けられているスナッピーによって、
軽快なサウンドを奏でます。
打楽器の音は、当然時間の経過とともに減衰しますから、
音を長く持続させたように聴かせたい場合は、「ロール奏法」で演奏します。
曲が展開する直前のティンパニー、小太鼓のロールは欠かせませんね。
ティンパニーの音域
ティンパニー
調性: -
実音域:D1~C3
20インチ:E2~C3
23インチ:E2~A♭2
26インチ:A1~F2
29インチ:F1~D♭2
32インチ:D1~B♭1
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