トロンボーンについて
トロンボーン(テナートロンボーン)は、
中低音域を担うB♭管の楽器です。
しかし、このトロンボーン、
B♭管なのですが移調楽器としての分類ではなく、
実音で記譜するのが基本です。
トロンボーンは、管をスライドさせることで管の長さを調節し、
音高を変化させることができる楽器です。
前に突き出たU字のかたちの管を“スライド”と呼びますが、
このスライドが一番短い状態から、
もっとも長い状態まで7段階の調節ができます。
スライドの特徴として、なめらかに音高を変化させることができ、
この奏法をグリッサンドといいます。
B♭管トロンボーンに、F管のアタッチメントを装着したものが、
テナーバス・トロンボーンです。
F管アタッチメントのバルブを左手親指で押さえると、
6ポジション分、管が長くなります。
要するに、手を伸ばしきらないと出せなかった音が、
1ポジや2ポジで演奏できるようになるわけです。
そのため素早く動かすことができ、
右手の操作もラクになるというわけです。
さらに、テナーバス・トロンボーンに、
E♭管やD管などのアタッチメントを付けたものを、
バス・トロンボーンといい、テナーバス・トロンボーンよりも、
太く低い音を出すことができます。
トロンボーンが3~4人の編成だとしたら、
通常一人はバス・トロンボーンとなります。
トロンボーンの調性と音域
テナートロンボーン
調性:in B♭
実音域:E1~C4
調性:in B♭
実音域:B♭0~C4 バス・トロンボーン
調性:in B♭
実音域:E0~C4
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