チューバについて
チューバは金管楽器で最低音部を担う、大きな楽器です。
チューバという言葉は、昔はラッパ全体のことをいっていました。
管長を変化させるシステムにはバルブが採用されていますが、
バルブが多すぎると重くなるため、4本を超えると実用性が乏しくなりますが、
5~6本までは使われることがあります。
チューバには、F、E♭、C、B♭の各管がありますが、
移調楽器としては扱われず実音で楽譜に記譜します。
ベルが上向きで縦巻きのチューバがアップライトベル、
ベルが前方に向けてあるものはフロントベルといいます。
チューバの仲間といえば、
マーチングバンドでは、音の指向性が優れたフロントベルが好まれますが、
チューバを改良したスーザフォンなども用いられます。
スーザフォン
その他にも、ワーグナーチューバという楽器は、
ホルン奏者が演奏し、音域はトロンボーンに近いといえます。
イタリアのオペラなんかでは、チンバッソという楽器が使われ、
チューバ奏者が演奏しますが、数十年前までその存在すら忘れられていた楽器です(´`;)
また、小型のテナーチューバをユーフォニウムとも呼ばれますが、
音域はトロンボーンとほぼ一緒で、弦楽器でいえばチェロのような役割を担います。
このようにチューバの仲間は多いですが、
もっともメジャーで使用者が多いのが、
C管コントラバス・チューバで、B♭管コントラバス・チューバと共に
主流となっています。
オーケストラでのチューバの役割は、
弦楽器のコントラバスのサポート的な役割が大半を占めます。
チューバの調性と音域
チューバ
調性:in B♭
実音域:E0~C3
チューバの採譜
チューバや管楽器全般の楽譜作成、
ホーンセクション、ブラスセクションの採譜、オーケストラの譜面も制作いたします。
そのほか、メロディーをチューバで吹いてみた、など
ご希望にあった譜面もお作りいたします。
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