テクニック編
グリッサンドのコツ
グリッサンドとは「滑る」の意味で、指弾くのではなく、爪の部分を鍵盤にあてて滑らせます。
グリッサンドは強弱によって弾き方を使い分けます。手の傾きの角度によって強弱の違いが出ます。
弾き方
右手なら高音部、左手なら低音部へ向かうグリッサンドの場合、3番の指を使い、指より先に手首を進めるようにします。
逆に、右手が低音部、左手は高音部に向かう場合は、1番の指を使います。
いずれも深い角度で押し付けるように滑らせるとフォルテのグリッサンド、浅い角度でなでるように滑らせるとピアノのグリッサンドになります。
ほかにも、手の形は通常と変わらないフォームで、手首を少し進行方向にむけて2番か3番の指で押し進める方法もあります。
黒鍵は、3番と4番を使うとスムーズです。