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「リズム感」と「テンポ感」の違い

「リズム」と「テンポ」
言葉も違えば、概念も違うわけで、

「違う」のは当たり前じゃないか!
と言われそうですが…

あるバンドのギタリストがこう言いました。

「うちのドラムは
テンポが走ったり、もたったりして
どうにもリズム感がイマイチだ」

どうやらドラマーに問題がありそうですが、
実は問題なのはギタリストの方なんです。

それは、このギタリストが

正確なテンポキープの技術と、
リズム感を混同してしまっているからです。

おそらくこのギタリストは、
リズム・コンプレックスがあって、
それを克服しようとするあまり、

客観的にわかりやすく、練習しやすい、
メトロノームにカッチリ合わせた
リズムトレーニングしかしていなかったのでしょう。

実はテンポ・キープだけなら
今日からでもカンタンにできます。

他のバンドメンバーの音を聴かずに、
能面のように無表情にビートを刻めばいいのです。

グルーヴ感からどんどん遠ざかるリズムトレーニング

こうした人たちの特徴として、
メトロノームをどんどん速くし、細分化していく
メトロノームをin twoで高速化する特訓をやりがちです。

in twoとはメトロノームのクリック音が、
ウラ拍に鳴るようにメトロノームを感じる練習のことです。

民族的、言語的に、1拍・3拍目を強調してしまう日本人は、
このin twoのリズム練習をやる意味はあるのですが、

度を超してしまうと逆効果で
気持ちのいいノリやご機嫌なグルーヴといった
音楽的なリズムからどんどん遠ざかる結果となるでしょう。

言わば、テンポをどんどん速くして
そのウラをとれたところで、
それは無限の空間を細分化しているだけで、
単純な偶数分割の2進法ですから、

意外にわかりやすい単純なものになってしまい、
ぜんぜんおもしろくない(=遊びのない)
ノリになってしまいがちです。

つまりは、ここでいうリズム感とは、
メトロノームのような機械的、時計的で
正確なテンポをキープできるかというものではなく、

例えば、心臓の鼓動(ハート・ビート)のように、
興奮すれば速くなり(走る)、穏やかになれば遅くなる(モタる)ような、
それこそ身体が自然と反応してしまう
動いてしまう、ノってしまう「リズム感」を指しています。

それを追及するには、
もう少し、「リズム」というものを
さまざまな側面から分析する必要がありそうです。

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