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動と静のリズム感

今回、まずはちょっと、生物学的というか文化人類学的というか、
そういった観点からリズムについて考えたいと思います。

よく「狩猟民族」と「農耕民族」の違いについて、
いろいろな視点で語られることが多いと思うのですが、

“静止”した立ち姿にしても、
アフリカの草原で獲物を狙って立っている狩人の静止状態

農家の人が田んぼや畑で、ひと息入れるために
休みのつもりで立っている状態

同じ「立っている」状態でも
違いがあって当然ですよね。

つまり、
獲物がいたら即座に動けるように休む立ち方と、

何の危険も感じない中で
“ひと休み”するための立ち方との違いです。

もちろん現代では
狩猟民族と農耕民族という文類は無意味ではありますが、

我々日本人は農耕民族がルーツ、
アフリカ人や欧米人は狩猟民族がルーツという
何万年もの間にDNAに刻まれたその違いというのは、
直近の数百年やそこらで埋まるような差ではないと考えられます。

“休符”のとらえ方の違い

なぜ最初にそのようなハナシをしたのかというと、

音楽の世界でも休み、いわゆる“休符”に対する考え方が
日本人と黒人・欧米人では根本的に違っています。

休符は英語では rest ですが、
辞書で調べると、

「無音」「行動を止めること」

という意味が出てきます。

英英辞典で追ってみると、
そこには何か音を立てないように潜んでいる感じがあり、
決して、休憩で休んでいる状態のニュアンスではありません。

いつでも音が出せるように
“待機”している感じが、

じっと音を立てないように
“無音”で獲物を狙っている感じに

重ならないでしょうか?

たとえ、ただ立っているにしても、
あるいは、
演奏の際の“休符”であっても、

そこには「動的なエネルギー」が
秘められていると感じられるのです。

一方、この休符を
「ああ、よかった!ようやく休憩だ」
と休む姿は、農耕民族の
“ひと休み”を思い起こさせます。

このように、休符を“ひと休み”に捉えがちな
農耕民族がルーツの我々日本人ではありますが、

しかし!
ひとたび「休符でも動的なんだ」と意識すれば、
もうその瞬間から自分のリズム感を
向上させることができるはずです。

そして、観ているお客さんからも
「お、なんだかあの人上手そうだな」
と見られると思うんですよね(笑)

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