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楽譜の歴史をみてみよう!


楽譜っていつから作成されるようになったのでしょうか?

ここでは楽譜の歴史についてみてみましょう!

楽譜は紀元前2世紀にはあった!

なんと楽譜は、紀元前2世紀頃にはあったとされています。
といっても、現代の楽譜とはまったく異なったものですが、その頃の楽譜は、当時の音楽理論とともに当時としては完成形にあったとされています。それは、音の高さを文字や記号で表されていました。

そして、中世ヨーロッパの楽譜は、旋律の上下の動きを“ネウマ”と呼ばれる線状の記号で表されていました。

9世紀頃のネウマは、旋律の動きに重点をおいたもので、10~11世紀頃になると、ネウマに横線をひいて音程を明確にしたものになりました。

13世紀以降は四角形のネウマが一般的になり、ドイツ以外のヨーロッパで使われたといいます。

しかし、このネウマは、音の高さは明確なのですが、リズムの表記が曖昧であったため、グレゴリオ聖歌や当時の世俗歌曲がどのようなリズムで演奏されていたのかは学者の間でも議論が絶えないそうです。

定量譜とは?

13世紀以降、音楽家たちは優れたリズム表記の方法を求めていました。

モドス・リズム法というのがあったのですが、全体のリズムパターンを表すだけで、ひとつひとつの音の長さを明確に表すことはできませんでした。 そのため13世紀も後半になると、すべての音の長さをひとつの音符で区別して表記するようになります。

これが“定量譜”の始まりです。

定量譜は分割法を用いました。最初は、長音を単音3つに分ける「3分割法」が使われました。14世紀には3分割法と2分割法が両立する“黒符定量法”が確立されます。

この黒符定量法は14世紀から15世紀中頃までフランスを中心にヨーロッパ全土で用いられました。特に14世紀末から15世紀前半には、赤塗りの音符やそれぞれの記号を複雑多様に使った技巧的な記譜法が用いられていましたが、15世紀に入ると前述の定量譜法が用いられるようになっていったのです。

15世紀中頃から黒塗りの音符に代わって白ぬきされた音符を多く使った楽譜がつくられました。“白符定量譜法”への移行というわけです。この移行は定量法より正確かつ合理的で、楽譜を記譜する紙も高価な羊皮紙に代わってふつうの紙が一般的になり、また、印刷技術の向上とあいまって、楽譜が比較的安価で入手できるようになりました。この時代、日本もヨーロッパの楽譜印刷技術を取り入れていきました。

タブラチュア(奏法譜)の登場

13世紀中頃から16世紀末にかけて使われてた定量記譜法は、基本的には音声作品のための記譜法でした。それと同じくして15世紀から17世紀にかけては、楽器を演奏するための特殊な記譜法がありました。それが奏法譜(タブラチュア)と呼ばれる記譜法です。そのため、楽器ごとの奏法譜を持つことになりますが、なかでも重要なものが鍵盤楽器とリュートのための記譜法でした。

鍵盤奏法譜は、鍵盤中の押すべきキーの位置を数字や文字などで表示します。 スペインではヘ音を1とし、ト音を2、ハ音を5、ホ音を7のように表示し、オクターブごと一巡させる方法が用いられました。これに対してドイツでは、高音部は定量譜で、低音部は音名を表す文字で表示するか、あるいは音名文字だけで表示する方法が使用されていました。ちなみにバッハは古いドイツの固有の方式を使用していました。

リュート奏法譜はリュートの弦のポジションを記号で表示するものです。 フランスでは文字を用いて、aが開放弦、bが1フレット、cが2フレット・・・と表現しました。 これに対してイタリアやスペインでは数字による表示が用いられ、0が開放弦、1が1フレット、2が2フレット・・・と表しました。 16世紀のドイツではリュートの指板を横切りにして、それぞれの弦に数字や文字を配列する独特の表示法が用いられていましたが、 あまりにも煩雑であったため、17世紀以降になるとフランス風の表示法が受け入れられるようになっていきました。 なお、このリュート奏法譜が現在のTAB譜の原型になったものです。

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