映画「未知との遭遇」で使われている未知の生物との交信の音階は、134,000通りの中から選ばれた!?
映画「未知との遭遇」で未知の飛行物体との交信音とはこの音のことです。
この動画のはじめの「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ~」の5音のことです。
音階にすると「レ・ミ・ド・ド・ソ」ですね。
しかし、なぜ5音なのでしょうか?
音楽担当のジョン・ウイリアムズは、作曲するのに7音は使いたいと言ったが、
監督のスピルバーグは「母船との交信シグナルの音は5音でなければならない。
なぜなら、7音だとメロディーになってしまうし、3音だとドアのチャイムだから」と言って譲らなかったそうです。
それならと、ウイリアムズは数学の得意な友人に、
12音階から割り出した5音の組み合わせの数を聞きました。
その数が13万4000通りの組み合わせでした。
その中から200組ほどのパターンを抽出し、
そこから選んだのが「レ・ミ・ド・ド・ソ」の5音だったのです。