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音楽用語集

ハ行

ボディ

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弦楽器の胴の部分のこと。弦楽器のボディは、表板と裏板を側板でつなぎ留める形で構成され、共鳴箱の役割を果たす。ボディの形や素材はさまざまなものがある。また、ボディは構造によってホロウ・ボディとソリッド・ボディとに分けられる。ホロウ・ボディは、ボディ内部が空洞になっているもの。中でも中央部にセンター・ブロックと呼ばれる木が詰められているものを、セミ・ホロウ。ボディと呼ぶ。ちなみに、ホロウという言葉は「エレクトリック・ギターで空洞をもつボディ」という意味あいが強く、アコースティック・ギターも構造はホロウであるが、わざわざホロウ・ボディと呼ばれることはない。ソリッド・ボディは、1枚または数枚の板を貼り合わせた空洞のないボディ。弦の振動を電気増幅させるため、共鳴箱を必要としないエレクトリック・ギターなどに使われる。ソリッド・ボディは空洞がないためフィードバックしにくい傾向がある。また、ソリッド・ボディの半分をえぐって空洞を作ったボディをセミ・ソリッド・ボディと呼ぶ。ボディのもっとも重要な役割は、弦の振動を最大限に共鳴させることにあるが、20世紀半ばからめざましい発展をとげたエレクトリックの弦楽器では、弦の振動を電気増幅させるため、共鳴胴としてのボディの役割は、アコースティック・ギターに比べて相対的に低下した。それゆえに形や構造、素材などの点で、必ずしもアコースティック・ギターのようなボディを必要としなくなっている。

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