あなたのための音楽用語辞典

―発録り

2016年6月14日

レコーディングに際して、各楽器やボーカルを別々にレコーディングしそれをミックスする方法に対し、ほぼ一斉に演奏したものを同時にレコーディングする方法のこと。

「fineのところまで演奏しなさい」の意味。 da capo al fine は「曲の最初からくりかえし、fineと記されたところまで演奏しなさい」の意味。

曲尾で声のパートが終わったあとに残る楽器パートのこと。後奏の一種。小唄にはふつう後弾きがつくが、ほかの三味線音楽や筝曲でも、荘重に曲を終わらせる場合などにつけられる。

本来は「周囲」とか「囲まれた」といった意味。音響の分野では音場感、臨場感など音の広がりを意味する。音楽ソースをステレオで再生する際、希薄になる臨場感を補正するのが各種のアンビエンス・エフェクトである。 ...

（１）古代ギリシアの音楽理論の用語。テトラコードの３つの属のうち、2つの連続する四分音と長3度音程によって構成されるもの。（２）現代の音楽理論では、ある2つの音が異名同音的な関係にあること。

2つの主題部分のあいだに挿入された、比較的自由な内容の部分。フーガでは主題の提示部とつぎの提示部の間の部分。ロンド形式では、反復される主要主題の間に挟まれた部分。