あなたのための音楽用語辞典

グラス・ハーモニカ

アメリカの政治家・科学者ベンジャミン・フランクリンが、ミュージカル・グラスからヒントを得て1761年ごろに考案した楽器。サイズの異なる椀形のガラス器を大きさの順に横倒しになれべて中心に心棒を通す。心棒を動かして器を回転させ、水にぬらした指先で縁にふれて摩擦音を出す。ドイツなどで1820年ごろまで流行した。モーツァルトはこの楽器のために五重奏曲K617などを作曲している。

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