あなたのための音楽用語辞典

コンチェルタンテ concertante

2022年5月2日

「コンチェルトふうの」の意。シンフォニア・コンチェルタンテは協奏交響曲。quatuor concertantは4人の独奏者が競い合うように演奏する弦楽四重奏。

低音用開放弦をもつ大型リュートの名称で、16世紀の末にイタリアにあらわれ、17世紀中ごろまで使われていた。カッチーニは歌の伴奏に最適の楽器と記した。形状、調弦はテオルボに準じる。今日では合奏用低音ギタ ...

ガリア地方でグレゴリオ聖歌成立以前にもちいられた地方的聖歌。フランク王国のピピン大帝によって同地方にローマ聖歌および典礼が導入されるまで用いられた。今日、その旋律はほとんど現存していない。

（１）聖歌隊、オーケストラの指揮者・指導者。（２）（音楽監督や首席指揮者の次に位する」常任指揮者。

18世紀にフランスを中心に流行した舞踏の一種。男女対面しての集団舞踏。

日本伝統音楽の分類用語。三味線音楽のうち、比較的歴史が古く、伝承する人が少ない河東節、一中節、宮園節、荻江節の4種の便宜的な呼称。