あなたのための音楽用語辞典

タント tanto

2022年11月19日

「多く」「じゅうぶんに」の意。

超音程よりも半音狭い音程。短2度、短3度、短6度、短7度など。

属音のこと。スケール（音階）の5度上の音を指し、トニック（主音）に次いで、調性の確立にとって重要な音とされる。ドミナントまたはドミナント7thコードを意味することもある。

基本的には2度以内の音程で密集した音の塊。調的な機能をもっていない点で、和音とは区別される。最初期の例はカウエルのピアノ曲（1912年）にみられるが、1960年ごろからリゲティ、ペンデレツキによって管 ...

トラディショナル（伝統的な）の略。音楽用語としては「その土地に古くから伝わるフォーク・ミュージック」といった意味で使われることが多い。

全音階（長・短）の第3音。主音と属音の中間にあるのでこの名がある。上中音とも。