あなたのための音楽用語辞典

ピッキング

2019年8月3日

弦をつまびくこと。指をつかって演奏すること、およびピックで弦をはじくこと。楽器やピックの種類、音楽の形態によって様々な種類があるが、フラット・ピックを使ったピッキングスタイルと指を使うフィンガーピッキングに分かれる。

主たるメロディーラインを多面的に補佐するすべてのパート（声部）およびその演奏を指す。広い意味でのバックグラウンドと同義。

廉価な立見席によるリラックスした演奏会。1833年パリでフィリップ・ミュザールが主催したのが先例で、英米で隆盛。今日では野外演奏会一般をさすこともある。BBC主催の通称プロムスはロンドン名物。

「ブルースっぽい」の意。転じて「哀愁を帯びた」といったニュアンスでも使われる。

15世紀後半から近世にかけて用いられていた尺八の一種。名称は、竹菅に筋がひとつ含まれることに由来。今日の尺八にくらべ、細くて短い。17世紀には独奏、小歌の伴奏、筝、三味線との合奏に用いられた。

音符の「たま」。音符の音の高さを示す白、または黒の卵形の部分。