①キーボードの演奏に効果を与えるために使う、足踏み式のコントローラー。初期はエクスプレッション・ペダルとしてボリューム・コントロールに使われたが、シンセサイザーの発達やMIDIの登場によって多様なコントロールが行えるようになった。
②ドラム・セットなどで、足でバス・ドラムを叩くための装置。フット・ボードと呼ばれるペダルがスプリング付きのカムにチェーンやボルトなどで連結され、カムについているビーターが動くようになっている。スプリングの強さ、ボードの角度は調節できるものが多く、カムとその伝導方式により、チェーン・ドライブ、ベルト・ドライブ、ホイールドライブ（カムがホイール状になっている）などに分けられる。なお、ハイハット・スタンド、ペダル・ティンパニにもフット・ペダルがついているが、前者はハイハット・ペダル、後者は単にペダルと呼び、フット・ペダルといえばバス・ドラム・ペダルを指すことが多い。