あなたのための音楽用語辞典

マージン

余裕という意味。アンプなどオーディオ機材が扱う信号と、その機材が扱える最大(または最小)信号などの差をいう。通常は比であるdBで表す。たとえば+4dBmの信号を扱っている機材の最大信号レベルが+12dBmであれば、まだ8dBの余裕があることになり、この場合、ダイナミック・マージン(ダイナミック・レベルのマージン)は8dBである。これはベットリレームともいう。また、残留ノイズ・レベルが-85dBmの機材で、信号の最小レベルが―60dBmなら、ノイズとの間に25dBの余裕があるわけで、こういうときにはノイズ・マージンが25dBあるという。

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