7世紀ごろに中国大陸から日本に伝来した仮面音楽劇のひとつ。仏教の興隆のために主要寺院で行われ、奈良時代後期に最盛期をむかえたが、しだいに衰微、廃絶した。演目は10余曲、笛と打楽器伴奏の無言劇で行列しながら喜劇的に演じたと推測される。法隆寺、正倉院などに面・楽器・装飾などが残る。
7世紀ごろに中国大陸から日本に伝来した仮面音楽劇のひとつ。仏教の興隆のために主要寺院で行われ、奈良時代後期に最盛期をむかえたが、しだいに衰微、廃絶した。演目は10余曲、笛と打楽器伴奏の無言劇で行列しながら喜劇的に演じたと推測される。法隆寺、正倉院などに面・楽器・装飾などが残る。