あなたのための音楽用語辞典

伝説曲

2023年1月16日

19世紀の作曲家が伝説にもとづいて、あるいは伝説的な雰囲気をいかして作曲した作品にあたえられた名称。声楽曲も器楽曲もあり、作品例としてはリストのオラトリオ「聖エリーザベトの伝説」、ピアノ曲「2つの伝説」があげられる。

レコードを営業網にのせて小売店に配給・販売すること。本来のレコード会社は原盤制作、プレス、営業の機能を持っていたが、現在では、原盤制作のみ行ない、販売は他に委託しているレコード会社もある。

これまでより2倍速いテンポ（速度）での演奏を指示する用語で、ダブル・タイム、倍テンポともいわれている。

アコースティック・ギターのボディで、比較的厚めのもの。ラウンド・バック・ギターの場合はディープ・ボウルと呼ぶ。⇔シャロウ・ボディ

朗読（唱）法。詩の韻律やアクセントと、音楽上のアクセントの一致関係。両者のアクセントをどう一致させるかという問題は、16世紀以降、さまざまな理論書や演奏論で盛んに論じられた。

三味線を分類する20世紀の用語。棹の太さや胴の大きさが細棹と太棹の中間的なものをさす。地歌、常盤津節、清元節、新内節などの三味線がこれにあたるが、響きはそれぞれ異なる。