あなたのための音楽用語辞典

協和和音

2017年2月16日

協和音程のみによって構成される和音。

旋律・音列をその末尾から冒頭へ、逆方向に奏すること。14～18世紀のカノンやフーガでさかんに用いられ、蟹形進行とよばれた。20世紀には、十二音技法の手法としても重視された。

根音の上に短3度と減5度の音程をなす音を積み重ねて構成した和音。

2音間の音程のうち、よく調和しあう響きのもの。調和の度合いによって、完全協和音程(完全1度、4度、5度、8度)と不完全協和音程(長・短3度、6度)とに区別される。それ以外の長・短2度、7度、増音程、減 ...

19世紀の舞踏会で流行した、フランス期限の舞曲。通常、拍子や速度の異なる5つの部分からなる。

三味線音楽の種目名。幕末に流行していた端歌を清元節の演奏家が清元ふうの軽快な小歌曲にしたのが発端。三味線は爪弾き。明治末から芸きや旦那連中のあいだで流行し、大正期に多くの家元がうまれた。