竹製の管楽器。「一尺八寸の長さ」というのがその名の由来だが、実際はいくつかの長さがある。中国から伝わったもので、はじめは室内楽で好まれたらしいが、ほどなく特殊な修行僧の間に広がり、明治以降は三曲で胡弓のかわりに使われたり、民謡に活用されたりするようになった。吹き囗は断面の一部を斜めに切ったり、小さな刻みを入れたりしたもので、同様の笛には南米のケーナがある。
竹製の管楽器。「一尺八寸の長さ」というのがその名の由来だが、実際はいくつかの長さがある。中国から伝わったもので、はじめは室内楽で好まれたらしいが、ほどなく特殊な修行僧の間に広がり、明治以降は三曲で胡弓のかわりに使われたり、民謡に活用されたりするようになった。吹き囗は断面の一部を斜めに切ったり、小さな刻みを入れたりしたもので、同様の笛には南米のケーナがある。