あなたのための音楽用語辞典

民族音楽

2018年10月31日

世界中の伝統音楽から民衆音楽までを幅広く指す言葉。

外界の音を加工・変形したものを磁気テープなどに定着させた音楽。電子的な手段によって素材を産出する狭義の電子音楽とは異なり、すでに存在している音響という「具体的な」素材を加工する点に特徴がある。

ひとつの長い音を静かに歌い始め、いったんクレッシェンドしたあとデクレッシェンドすること。現在は一般に声楽でおこなわれる。本来はバロック装飾奏法のひとつで、器楽でも行われた。

長さ15センチ、幅2センチほどの竹製、木製または鉄製のアイヌの口琴。まん中に切り込んだ細長い舌状の弁の両端につけた糸をひっぱって振動させ、口にあてて息を吹きながら声を発し、口腔に共鳴させる。女性や子供 ...

マリンバ、グロッケンシュピール、ビブラフォンなどの打鍵楽器やティンパニなどのバチのこと。打鍵楽器用のマレットは、先端がゴムやプラスティック製（あるいはゴムや木の芯に毛糸やタコ糸を巻きつけたもの）で、テ ...

三味線音楽の用語。長唄では、歌舞伎で役者がセリフを言わずに仕草のみで演技するときに、下座で唄う吟独の小曲をさす。義太夫節では、語りの伴奏から離れて、三味線が独自の運びで演奏する旋律をさす。長いセリフを ...