あなたのための音楽用語辞典

逆行

2022年1月12日

旋律・音列をその末尾から冒頭へ、逆方向に奏すること。14～18世紀のカノンやフーガでさかんに用いられ、蟹形進行とよばれた。20世紀には、十二音技法の手法としても重視された。

楽器によって演奏される音楽。「声楽」の対語。

一般には、ポピュラー音楽に対する西洋の古典的芸術音楽を指してこう呼ぶことが多い。なお、狭義の古典派音楽とは、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンなどの活躍した時代の音楽を指す。

自筆譜(作曲家自身の書いた譜面)の通りに、別の人の解釈を加えることなく作成され、出版された楽譜。現実には校訂者が存在する場合が多い。

5つの弦楽器による室内楽。標準構成はヴァイオリン2、ヴィオラ2、チェロ1。

なめらかに次の音に移ることをいう。