モンゴルのリュート属の弦鳴楽器。革または板の貼られた台形の胴に差し込まれた棹(先端に馬頭の装飾がある)に5度または4度に調弦された2本の弦(馬毛)がはられている。棹にはフレットはなく、ひざの間に胴をはさみ弓で擦奏する。独奏や合奏以外に民謡や語り物の伴奏に使われ、低く軟らかい音色である。
モンゴルのリュート属の弦鳴楽器。革または板の貼られた台形の胴に差し込まれた棹(先端に馬頭の装飾がある)に5度または4度に調弦された2本の弦(馬毛)がはられている。棹にはフレットはなく、ひざの間に胴をはさみ弓で擦奏する。独奏や合奏以外に民謡や語り物の伴奏に使われ、低く軟らかい音色である。