あなたのための音楽用語辞典

アルコ奏法

2016年5月24日

弓を使った弦楽器の演奏法。対照的な奏法として、ピチカート奏法がある。英語ではボウイングという。

硬質の本をくりぬきスリットを入れた小型の体鳴楽器。丸形で両端に溝を付けて、二種の音が出るものは西洋起源のものである。L.アンダーソンの「シンコペーテイド・クロック」での用法が有名。

（１）十二音音楽あるいはある種の無調音楽で、楽曲構造の基礎をなす、12個ないしは数個の音の順列。（２）広義には、音階や旋法とは異なる一定の組織をもつ音の系列。

「続けよ」の意。とくに速度を変えるとき、またはひとつの楽章の終わりにほかの楽章がすぐつづくときに指定される語である。従って、その間に非常に短い休符だけが許される。

アナログ式信号遅延装置の総称。音の電気信号を（デジタル変換せず）そのままの形で遅らせる装置であり、テープ式のエコーやBBDというICを使ったエコー発生装置がこれに当たる。

鍵盤を押した状態で、さらに鍵盤を押し込むことによってビブラートや音色の明るさなどを調整する機能のこと。