あなたのための音楽用語辞典

オルガヌム

2021年10月28日

聖歌にもとづく中世の多声楽曲。単旋律聖歌にたいして協和音程をなす声部を、即興的に付加する歌唱法の形から発展。しだいに声部間の対比が明確にとなり、付加声部に旋律的主眼がおかれるようになる。

エバーグリーンは「いつまでも新鮮な（絶えない）」という意。多くの人々に親しまれ、演奏され、歌いつがれている楽曲。

「正しい速さで」という意味。通常はテンポ（演奏速度）を変化させないという意味で使われている。アッチェレランドやリタルダンドなどをせずに一定のテンポを持続することを意味する。

強くしながらだんだん遅く、しだいに幅広く。

オーケストラが、トゥッティ（tuitti：イタリア語：全部の意味）で演奏したサウンドのこと。サンプリングの素材として多用され、サンプリング・サウンドの代名詞的なものとなった。略してオケヒットともいう。

神話、英雄物語、史劇に題材をとる17世紀末から19世紀初めまでの悲劇的イタリア・オペラの総称。