あなたのための音楽用語辞典

カンティクム

2022年1月3日

カトリック教会の典礼において朗唱される詩編以外の聖書による詩。

キューバを中心とするラテン音楽リズムの核となる、2小節フレーズのこと。このリズムを元にさまざまな打楽器アンサンブルが行なわれる。普通クラーヴェはクラヴェス(拍子木)で奏される。

（１）調のこと。トーナリティ（調性）が具体的な形で示されたもの。トーナリティは、トニック（主音）を取り巻くドミナント（属音）、サブドミナント（下属音）、およびこれらの上に構成されるコード（和音）の組織 ...

仏教歌謡の一種。信者が霊場を巡礼するさいに歌われる歌。詠歌、巡礼歌ともいう。短歌体の歌詞を民謡ふうの旋律にのせ、鈴を振りながら歌う。拍子は否定。一部、民謡化したものもある。

ラテン語で「どこへでも」の意味。歌詞や音の動きの異なる複数の歌曲旋律を同時に別々の声部で演奏させる多声音楽。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の第30変奏は、低音主題上で2つの民謡がカノンをなすクオドリベ ...

ふたつの音がよく調和する音程関係で下記の2種類に分けられる。（１）完全協和音程：調和の度合いが強い音程。（２）不完全協和音程：調和の度合いがやや弱い音程。