あなたのための音楽用語辞典

共通音

2020年10月7日

2つの異なる和音に共通して含まれる同じ音名の音のこと。共通音を保留(同じ声部に保つこと)すると弾きやすくなることが多い

入射した音を反射しないこと。したがって｢音｣を｢吸収する｣だけが吸音ではない。極端にいえば、もっとも吸音効果の高い部屋とは、外部と部屋の仕切りがいっさいない部屋である。このような部屋では室内で発生した ...

エレクトリック・キーボードの一種。内部に張られている鉄弦を、鍵盤を弾くことによって、その鉄弦の振動をピックアップで電気振動に変換し、アンプで増幅してスピーカーから音を出す。チェンバロに似た、歯切れのよ ...

19世紀半ばから20世紀初頭に、西欧音楽の主流をなしてきた国々(イタリア・フランス・オーストリア・ドイツ)以外で、次々と民族的一体感に根差した音楽の傾向が起こったことを指す。ロマン派音楽の一形態で、ロ ...

日本音楽の用語。三味線の旋律を口で「チントンシャン」などと唱えること。いわゆる唱歌のひとつ。勘所を示すものではないが、弾く弦や右手・左手の手法を規定している。なお、筝曲にも「コーロリンシャン」など、独 ...

「コンチェルトふうの」の意。シンフォニア・コンチェルタンテは協奏交響曲。quatuor concertantは4人の独奏者が競い合うように演奏する弦楽四重奏。