能の役種。通常8人程度からなり、地頭の統率のもと斉唱する。能では地謡座という舞台右側の定位置につき、狂言の場合には舞台後方の後座で謡う。謡本に「地」や「同」と書かれた部分を謡うが、これには登場人物の言葉や心情を代弁するものと情景を描写する場合とがある。
能の役種。通常8人程度からなり、地頭の統率のもと斉唱する。能では地謡座という舞台右側の定位置につき、狂言の場合には舞台後方の後座で謡う。謡本に「地」や「同」と書かれた部分を謡うが、これには登場人物の言葉や心情を代弁するものと情景を描写する場合とがある。