あなたのための音楽用語辞典

音楽理論

2021年11月9日

音楽の諸要素に関する実践的経験を理論化したもの。

拍の裏側。ウラ拍。指揮をとるときに、拍の裏で手を振り上げることに由来する。

13，14世紀のフランスやイタリアの写本にこの曲種名が残されている。多くは旋律のみだが歌詞のあるものもあり、「踏み踊り」の名称が示すように舞曲とされる。半（開）収支ouvertでくりかえされ、全（閉） ...

18世紀に成立した、セリフと歌とによるフランス風オペラの総称。初期は喜劇的(comique)な内容を持っていたが、ブフォン論争によって変質をみせ、19世紀後半には、ビゼー「カルメン」、マスネ「マノン」 ...

他声部の和音変化に関係なく長く延ばされるバスの音。「持続低音」「ペダル音」とも。延ばされる音は属音や主音の場合が多く、前者をとくにドミナント・ペダル、後者をトニック・ペダルとよぶ。

各音をはっきりと、明確に演奏するという意味。通常は、メロディやフレーズの細かい部分に、強弱や区切りまたは音の長短などの変化をつけて表現することを指す。