あなたのための音楽用語辞典

カスタマイズ

2016年12月6日

市販されている楽器などを、自分自身に使いやすいように改造することをいう。形はもちろん、電気配線を変えたり、各部品を取り換えることまで含めてこう呼ぶ。

12世紀以降、広く用いられた教育上の工夫で、手の指の各関節に音名を割り振り、音階・音名・階名の仕組みを示したもの。グイード・タレッツォにちなんでこうよばれる。

コンチェルト。独奏楽器とオーケストラとが合奏する形式の楽曲。バロック時代のコンチェルト・グロッソから発展し、古典派時代にはソロ・コンチェルトの新たな形式を生み出した。ソナタ形式楽章を含み、オーケストラ ...

（１）おもに金管楽器で、管の一部を差し替え、管長を変化させて基本調を変えるための管。バルブ装置発明以前のホルンやトランペットで使用された。マウスピースと本体とのあいだを差し替える場合と、管の途中を差し ...

アルゼンチンの古い舞曲。黒人奴隷の子孫たちが伝承したと思われる祭典行列の音楽。ハバネラ、ミロンガとともにタンゴに吸収された。

本来の器楽旋律とは異なる旋律およびそのパート名。とくに地歌では、三味線の本手に対し、別の三味線または筝によって装飾的な変奏旋律を合奏させることが流行した。