ハ行

ポリフオニー

2声部以上で、旋律の独立的な横の流れに重点を置いた音楽。対位法の技法が使われる。フーガはその最も完成された形式の1つ。

ホモフォニー

音の垂直的な重ね方に重点を置いた音楽。 (1)全声部がほぼ同一リズムで動く、厳格な和声様式。讃美歌に見られる。 (2)主旋律に簡単な伴奏がつけられた音楽。例として、モーツアルト〈トルコ行進曲〉など。

保続音

ペダル音、オルゲルプンクトともいう。バス(高声部のこともある)の音が同じ音を長く続けて動かないもの。音は属音、または主音であることが多い。

ボーイング

運弓法。弦楽器の運弓法(弓の使い方)。「下げ弓(ダウン)」と「上げ弓(アップ)」

べル・カント

「美しい歌」の意味。18世紀イタリアで成立した歌唱法で、華麗で美しい声によるもの。柔らかい響き、節回しのなめらかさが特徴。

ヘミオラ

ギリシャ語で1.5ないし2:3を意味する。3拍子の2小節(♪♪♪|♪♪♪)を2拍子の3小節(♪♪|♪♪|♪♪)のように読み替えて演奏すること。バロック音楽で用いられた。

ヘテロフォニー

多声音楽の1つで、同じ旋律を多くの人が同時に演奏するとき、即興的な装飾などで音程やリズムにずれが生じる状態。民俗音楽に多く見られる。

フレージング

旋律を、楽想の自然なまとまり(フレーズ)に句切ること。旋律の意味を明確にすることで、楽曲の解釈につながる。

複縦線

ダブルバー。譜表に垂直に引かれた、同じ太さの2本線のこと。拍子・調が変わるときや、楽曲の段落などに用いられる。2本線のうち右側を大くしたものは、終止線といい、楽曲の終止に用いる。

複合三部形式

応用形式のひとつで、三部形式を複雑化したもの。全体が大きな3つの部分(A―B―A)からなり、各部分はさらに二部形式や三部形式になっている。BはAと対照的な部分で、トリオと呼ばれることが多い。メヌエット ...

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