カ行

カーヌーン

アラブの琴のような楽器。台形の薄い箱に獣皮を張り、その上に橋型の駒を置いて、ナイロン弦を各音3本づつ、20~30本ほど張ったもので、机やひざの上に水平に置き、両手人差指にはめた義爪で演奏する。また、奏者の左側の上駒には各音数枚ずつの微調節レバーがついており、それを立てていくと、1/4音ずつピッチを変えることができる。そのためアラブ音律の基本楽器となっており、合奏の要として用いられる。

-カ行

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