カ行

クリップ

過大な入力信号やゲインのとりすぎにより、アンプの出力信号波形の上下がつぶれたような形になること。奇数次高調波を多く発生させるので、音声信号の場合は、概して耳ざわりな「割れた音」に聴こえることが多い。主にギターに使われるエフェクターのディストーションでは、信号をダイオードなどでわざとクリップさせることで高調波を発生させ、音色を変化させている。このような歪みをクリッピング歪みという。

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