おおむね30HZ以下の、人間が音として感じられない周波数の音をいう。楽器音などの干渉(ビート)や、レコード再生時にメカニズムの共振などによって生ずる。楽音に必要ではない場合がほとんどである。このような低い周波数の信号をスピーカーに入力しても、耳に聴こえる音とはならないばかりか、スピーカーに不必要な負担をかけることにもなる。そこで、サブソニック・フィルターという低い周波数をカットするフィルターを使い、この帯域の信号をスピーカーに送らないようにすることもある。
Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.