サ行

シンセサイザー

音波系を合成(synthesize)することを主たる目的とした電子楽器。1960年代にロバート・モーグが電圧制御システム方式シンセサイザーを開発。これを用いたウェンディ・カーロスや冨田勲の作品を通して楽器としての市民権を確立した。80年代前半まで、多くは発音システムがアナログ技術によるものであったが(アナログ・シンセサイザーと呼称)、83年にヤマハがFM音源を用いたDX-7を発表。以降、LSIの低価格化にともなってサンプリング音源によるデジタル・シンセサイザーが主流となる。2000年代よりパソコンの普及によって、ソフトウェア技術によるソフト・シンセサイザーも登場。

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