木製または金属製の円筒形の両面に、皮(ヘッド)が丸い枠に張られたもので、構造は大太鼓(バスドラム)と同じである。演奏に際しては上面のみ使用し、バチで打つ方の皮をバター・ヘツド、反対側の皮をスネア・ヘッドという。スネア・ヘッドにはスネア(響線)と称する2~12本のガット線または鋼線が張られ、それが膜面に接することでガサガサいう音が特徴。このスネアを着脱する装置が付いており、簡単に着脱できる。ラヴェル〈ボレロ〉での用法が有名。
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