タ行

トーン・クラスター

基本的には2度以内の音程で密集した音の塊。調的な機能をもっていない点で、和音とは区別される。最初期の例はカウエルのピアノ曲(1912年)にみられるが、1960年ごろからリゲティ、ペンデレツキによって管弦楽に適用され、急速に普及した。20世紀後半におけるもっとも重要な技法のひとつ。

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