口にくわえ、息を吸ったり吐いたりすることによってリードを振動させて音を出す楽器。別名ハープ、またはマウス・ハープとも呼ばれる。フォーク、ロック、ブルースに使われる小型のハーモニカは穴が10個あり、それぞれの穴に吸ったときに鳴るリードと吹いたときに鳴るリードがついている。音列は全音階なので、曲のキーに合ったハーモニカを選ばなければならない。これに対して半音階の出るハーモニカはクロマティック・ハーモニカと呼ばれ、ジャズやポップスでよく使われている。
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