スピーカーをはだかのまま鳴らすと、振動板の前から出る音と後ろから出る音が打ち消し合って、音が小さくなる。これを防ぐため、後面から出た音が前面に回り込まないように、前後を遮断する壁を作る。この壁のことをバッフルと呼ぶ。通常はスピーカーを取り付ける板材を指す。バッフルは大きいほど効果があり、スピーカー本来の性能を発揮させられる。しかし、大きくするには限度があるので、実際にはスピーカーを箱に入れることで、この効果(バッフル効果)を得ている。
Copyright© 音楽用語集 , 2024 All Rights Reserved.