あなたのための音楽用語辞典

バルカロール（パルカローレ）

2021年2月7日

舟歌。ヴェネツィアのゴンドラこぎの歌に由来する、6/8拍子または12/8拍子の描写的楽曲。波のゆれるような伴奏形を持つのが特徴で、メンデルスゾーン《無言歌集》の3つの〈舟歌〉、ショバン、フォーレなどの作品がある。

メイン・ボーカルをサポートする合唱パート、あるいはそれを担当するメンバーのこと。日本ではコーラスとも呼ばれる。

小規模なフーガ。楽曲構造は基本的にフーガと同じだが、書法はより簡単で、かつ多くの自由が認められている。

単音ではなく複数の声部を持つ音楽(多声音楽)を指す。このような、メロディがコード(和音)に支えられた構成は、現代の一般的な楽曲のほぼすべてにみられる。ポリフォニックはその形容詞で、コード演奏のできる楽 ...

15世紀後半から近世にかけて用いられていた尺八の一種。名称は、竹菅に筋がひとつ含まれることに由来。今日の尺八にくらべ、細くて短い。17世紀には独奏、小歌の伴奏、筝、三味線との合奏に用いられた。

共和音程のうち、完全協和音程についで協和度の高い音程。長6度、長3度、短6度、短3度。