ラ行

ロマン派音楽

19世紀のヨーロッパで盛んになった音楽活動。それまでの古典派が形式美を重んじていたのに対し、それぞれの人の思いや感情を重視した、叙情的傾向をもつ。調性的和声法に加え、半音階的和声法、また性格的小曲や標題音楽、民族主義が特色。楽器が改良され、名人技的な演奏家が登場した。シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、プラームス、ワーグナーらが代表的作曲家である。後期になると、調的構造の崩壊が見られるようになる。

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