あなたのための音楽用語辞典

三分オペラ

2022年6月6日

ヴァイルのプロローグと3幕からなるオペラ。J.ゲイの「乞食オペラ」にもとづく、ブレヒトのドイツ語台本による。1928年ベルリンで初演。ロンドンの下町を舞台に、盗賊や娼婦など社会の闇に生きる人々をえがく。

1920年代にロマン主義や表現主義への反動としておこった、客観性、簡潔性を特徴とする芸術様式。音楽史における新古典主義とも密接にかかわっており、ヒンデミットやヴァイルの作品がその代表とされる。また、ギ ...

弦楽器において、ひとつの音をピッキングし、その音を基点に、押弦したまま他の音へと指をスライドさせることによってピッチを急激に変化させること。高音ヘスライドさせることをスライド・アップ、低音ヘスライドさ ...

ドデカフォニー。調性における主音、属音のような中心音をもたず、1オクターヴの12音全てに平等な価値を与える作曲技法(12音技法)を使った音楽。1912年に、オーストリアの作曲家シェーンベルクが調性から ...

「白い音符」ということで、譜面に表されている全音符または２分音符（付点２分音符をも含む）を指す。ときには、編曲や演奏の安易さを表すこともある。

スケールのルート音の4度上に構成される下属和音のことで、通常SまたはSDと略される。長調ではⅣ、短調ではIVmがこれに相当し、トニック・コード（主和音）、ドミナント・コード（属和音）と並んで主要和音の ...