あなたのための音楽用語辞典

三線

2017年6月25日

沖縄の楽器で、蛇皮を張った三味線のこと。蛇皮線ともいわれるが、これは正しい名称ではない。中国から伝わったもので、これが本土に伝わって三味線になった、というのが定説だが異論もある。演奏は義甲（水牛の角の先を用いる）によって行なうが、この角の重たさが、独特な音色とリズムにつながっている。

七の和音の第2回転。和音構成音が、第5音を最低音として配列されたもの。

「曲がった琴」を意味するミャンマーの撥弦楽器。日本では「ビルマの竪琴」として知られるが、実際には僧侶は演奏しない。舟形の共鳴胴をもつ弓形ハープで、弦は通常16本。ひざの上に楽器をおき、右手で弦をはじき ...

雅楽用語。六調子のひとつで、双調（洋楽のト音に相当）の音を主音とする呂旋。

旋法を基盤にした音体系。一般に手、長短調による狭義の調性に対立するものとして用いられる用語である。調性のように、主音が移動する場合に音階ごとスライドしようとするのではなく、同じ音階のなかで主音のみが移 ...

メロディ・パート、ハーモニー・パートなどといわれるように、旋律や和音をたどる個別のラインをいう。たとえば、3人編成のコーラスは3声部、４人編成のコーラスは4声部に分けることができる。このように分けられ ...