あなたのための音楽用語辞典

基本位置

2022年1月12日

ある和音において、構成音が根音を最低音として配列された状態。

狭義の楽音など、音高感のある複合音の周波数成分のなかで、音高を定める周波数の音。ほとんどの場合、複合音の周波数成分のなかでもっとも低い音である。

五線の上または下に、必要に応じてつけ加えられる短い横線のこと。五線と同じように加線上とその中間（間）とに音符が記譜され、それぞれの加線と間とには数字による名称がつけられている。

ホットな演奏を基調とするビバップに対するアンチテーゼとして、1940年代後半に発生した知的で洗練されたジャズのこと。

インドネシアの撥弦楽器。代表的なものは、ツィター型で舟形の共鳴胴上部に演奏者から向かって左右に弦がはってはる。通常は、大小1対のカチャピを笛、胡弓、歌などとともに小規模な合奏形態のなかで用いられる。

西洋の中世やルネサンス音楽で用いられた音組織。旋法の数は基本的に8つ。各旋法固有の終止音と支配音と音域をもつ。同じ終止音を共有する2つの旋法のうち、音域の高いほう（第1旋法など）を正格旋法、音域の低い ...